韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは1月3日、2013年の米国新車販売が、過去最高を記録したと発表した。
ヒュンダイモーターアメリカによると、2013年の米国新車販売台数は、前年比2.5%増の72万0783台。これまでの最高だった2012年の70万3007台を上回り、新記録を樹立している。
好調な新車販売の原動力は、小型セダン/ハッチバック/クーペの『エラントラ』シリーズ。2013年は24万7912台を販売し、前年比は22.7%増と大きく伸びた。
一方、主力ミディアムセダンの『ソナタ』は、モデル末期の影響で、前年比11.7%減の20万3648台と後退。入門コンパクトカーの『アクセント』も、0.9%減の6万0458台にとどまった。最上級サルーン&スポーツクーペの『ジェネシス』シリーズも、サルーンがモデルチェンジを控えて、前年比4.9%減の3万2330台にとどまる。
SUV系では、新型を投入した『サンタフェ』シリーズが、前年比25.1%増の8万8844台と躍進。しかし、『ツーソン』は14.3%減の4万1906台と落ち込む。
ヒュンダイモーターアメリカのDave Zuchowski社長兼CEOは、「クリスマス前の強固な販売が、過去最高実績につながった。年間販売新記録は2014年の経済環境が底堅い証」と語っている。