タイムズ24は、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の法人会員を対象に、カーシェアリングに関するアンケートを実施、その結果を発表した。
調査は2013年12月13日から20日の8日間、非公開型インターネットアンケートで行い、1638人から回答を得た。
カーシェアリングを導入した理由については、「営業効率を上げるため」が37.4%で最多、次いで「交通費を削減したい」が35.5%となった。また、社有車の代替を目的としている企業も多くなっている。
導入後のコスト削減については、68.0%の企業が「コスト削減を実感できた」と回答。「わからない」と回答した企業は2割あったが、「そもそもコスト削減が目的ではない」「コスト削減よりも業務効率の向上を強く感じている」といったコメントが多く挙げられた。
導入後の業務効率変化については、「営業効率の向上」を目的にカーシェアリングを導入した企業は37.4%だったが、これを大幅に上回る70.4%の企業が導入により「業務効率の変化を実感できた」と回答した。
導入後、行動範囲の拡大による売上増加については、「行動範囲が拡大し売上の増加を実感した」企業は32.5%に上り、攻めの経営ツールになることがわかった。また「わからない」と回答した企業は、管理部門等、営業活動を行わない部署での利用が主になっている。