AMAスーパークロス第3戦は1月18日にアナハイムのエンジェル・スタジアムで4万682人の観衆を集めて行われ、ディスカウント・タイヤレーシング/ツーツーモータースポーツのチャド・リードが、不振の2013年シーズンから勢いを取り戻す走りを見せ、勝利した。
450SXクラスの決勝レースはレッドブルKTMのライアン・ダンジーがホールショットを奪い、レース序盤のペースを設定した。モンスターエナジー・カワサキのディフェンディング・チャンピオンのライアン・ビロポトはオープニングラップで3番手の好位置につけ、リードを狙う。
第6ラップでレースをリードしていたダンジーはクラッシュして5番手に順位を落とし、ヨシムラ・スズキのジェームズ・スチュアートにトップを譲り渡す。ビロポトはケン・ロクゼンをパスして2番手に上昇し、第14ラップでスチュアートを交わそうとするがクラッシュして順位を落としてしまう。
これによってロクゼンが2番手に浮上し、リードはこの段階で3番手となる追い上げを見せる。そして次のラップでリードはロクゼンをパスし、さらに2ラップ後にスチュアートを追い抜いて勝利を手にした。
「僕は今夜以前に41勝したが、それらはこのレースよりもっと簡単だった。僕はとても誇りに思い、そして僕のディスカウント・タイヤチームのハードな仕事がなければ成し得なかったと感じている。僕達は皆、オフシーズンにすごくハードに働いて、今夜その大きな見返りを受けたんだ」とリードは語った。
尚、モンスターエナジー・スーパークロス第4戦は、1月25日の土曜日にオークランドのオー・ドットコー・コロシアムにて開催される予定である。
450SXクラス第3戦結果
1. チャド・リード(カワサキ)
2. ジェームズ・スチュアート(スズキ)
3. ケン・ロクゼン(KTM)
4. ジャスティン・ブレイトン(ヤマハ)
5. ライアン・ビロポト(カワサキ)
450SXクラスシーズン累積ポイント
1. ケン・ロクゼン(KTM) - 60
2. ライアン・ビロポト(カワサキ) - 59
3. チャド・リード(カワサキ) - 57
4. ライアン・ダンジー(KTM) - 57
5. ジャスティン・ブレイトン(ヤマハ) - 55