米EVのテスラ、欧州に急速充電の「スーパーチャージャー」を拡大展開

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米テスラモーターズの急速充電ネットワーク、スーパーチャージャー
米テスラモーターズの急速充電ネットワーク、スーパーチャージャー 全 1 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは1月21日、欧州において独自の急速充電ステーション、「スーパーチャージャー」を拡大展開すると発表した。

スーパーチャージャーは2012年9月、テスラモーターズが米国カリフォルニア州に導入した急速充電ネットワークの名称。テスラの新型EV、『モデルS』の顧客が、外出先で充電するための充電ステーションとして開発された。航続距離に課題があるEVに、画期的な解決策を提示したのが、スーパーチャージャー。

スーパーチャージャーでは、モデルSの充電は、およそ20分で完了する。充電にかかる料金が無料という点も、スーパーチャージャーのメリット。

テスラモーターズは2013年8月、モデルSのノルウェーでの発売に伴い、スーパーチャージャーをノルウェーに設置。12月初頭には、オランダにもスーパーチャージャーを導入した。そして12月半ばには、スイスに初のスーパーチャージャーを設置。

今回、新たにスーパーチャージャーが導入されるのは、欧州中央部のオランダ、ドイツ、スイス、オーストリアを結ぶ高速道路沿いの複数か所。これで、欧州でのスーパーチャージャーの拠点数は、14に拡大。全世界では、81か所に展開されることになる。

《森脇稔》

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