全日本空輸(ANA)は、3月30日から始まる2014年サマーダイヤの国内線ダイヤを、国土交通省に申請した。
同社では、国内線事業の基幹である羽田発着路線を増強する。2013年の羽田空港国内線発着枠の拡大に伴う増便に続き、「羽田発着枠政策コンテスト」により2014年サマーダイヤから配分された発着枠を活用して羽田~石見便を1日2往復に増便する。
2014年サマーダイヤから羽田を発着する国際線が大幅に拡充するため、羽田空港における国内各地からの国際線乗り継ぎ利便性も大きく向上する。
また、羽田以外の路線では、国内線ネットワークの拡充に向けて、ビジネス・プレジャー双方に利便性の高い伊丹~青森線、札幌~青森線の2路線を7月1日から新規開設する。伊丹~青森便は1日3往復、札幌~青森便が1日2往復で運航する。
3月30日から羽田~石見便、羽田~鳥取便、羽田~函館便、伊丹~札幌便、伊丹~福島便、伊丹~宮崎便、福岡~仙台便をそれぞれ増便するほか、昨年7月~10月まで運航していた福岡~石垣便を1日1往復で再開する。
一方、伊丹~福岡便、伊丹~仙台便、伊丹~新潟便、伊丹~大分便、関西~札幌便、中部~仙台便、中部~福岡便、札幌~仙台便、福岡~小松便を減便する。羽田~米子便は6月1日~9月30日まで1日1往復減便して1日5往復とする。
さらに、羽田~三宅島便、成田~広島便は運休する。