【日産 エクストレイル 新型発表】世界初のシャシー制御技術は“快適性向上”のため

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日産・エクストレイル
日産・エクストレイル 全 8 枚 拡大写真

3代目となった日産『エクストレイル』は、シャシー制御技術に2つの世界初の機能が搭載された。

【画像全8枚】

ひとつはアクティブライドコントロールだ。これはエンジン(駆動力)とブレーキを細やかに調整することで、前後のピッチング抑制し乗り心地を向上させるものだ。同社車両要素技術開発本部シャシー技術開発部走行制御システム開発グループの美内庸介さんによると、従来のサスペンションでも十分な性能を発揮しているとしたうえで、「少しうねった路面などで、素早くボディの動きを押さえ込んだり、高速で走っているときの路面からの入力に対して、エンジントルクの細かな制御やブレーキを、人が感じない領域で僅かに掛けることで、良い乗り心地を、従来のサスペンションとセットで提供するものだ」と説明。

美内さんは、「乗ってすぐに良さが感じられるというよりは、長時間ドライブをした後に、気付いたら疲れていない、そういったところに貢献する技術だ」という。

もうひとつはアクティブエンジンブレーキで、車速や舵角に応じてエンジンブレーキを効果的に使い、運転のストレスを減らそうという技術だ。例えば、「山道の下りコーナーでアクセルをオフにしてコーナーに入ったとき、“ちょっと速度が速すぎる”と、ブレーキを踏もうかどうしようかと“迷い操作”が発生することがある。この積み重ねが、長時間のドライブで疲れにつながる」(美内さん)。そこで、「様々なセンサーを使いCVTを制御することで適切なエンジンブレーキを掛ける。そうすることで、アクセルとブレーキの踏み変えを減らし、ステアリングに集中できるようにする機能で、気疲れしないがコンセプトだ」と話す。

「VDC(ビークルダイナミックコントロール)などの安全機能の技術が進化し、特定の限定されたシーンでの作動だけではなく、日常の領域へと作動領域がどんどん広がっていることから、これらのシャシー制御が出来たのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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