エアバス、A350 XWBがシンガポールでのデビューを飾る

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シンガポール・チェンギ国際空港に到着したA350 XWB(MSN3)
シンガポール・チェンギ国際空港に到着したA350 XWB(MSN3) 全 1 枚 拡大写真

エアバスは2月10日、『A350 XWB』飛行テスト用航空機であるMSN3がシンガポール航空ショーの為にシンガポール・チェンギ国際空港に到着し、11日と12日に初めての飛行ディスプレイを行うことを発表した。

シンガポールに向かう途中、MSN3は2013年6月14日のMSN1以来、A350 XWBプログラムにおける最初のテスト用1000飛行時間を達成した。A350の5機の飛行テスト用航空機は、12ヶ月の少し越える間に合計2500時間の飛行を行うことになっている。

現在、MSN1とMSN3の2機の飛行テスト用航空機が飛行を行っている。両方の航空機は重量のあるテスト装置を装備し、極端な天候コンディションの中でパフォーマンスとシステムの査定を実行した。

MSN2とMSN5はキャビンが装備され、早期の長距離飛行とルート証明飛行を今年中に行うことになっている。MSN4は軽量飛行テスト装置が装備され、外部騒音と落雷テスト、航空電子工学の開発と認可テストをパフォームする予定である。この航空機はまた、最初の顧客のパイロットとメンテナンスチームのトレーニング開始に使用されることとなる。

《河村兵衛》

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