エアバス、アジア太平洋地域が次の20年間に1万1000機の需要を予測

航空 企業動向
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エアバスは2月11日、同社の世界市場予測(GMF)の最新のリサーチにより、アジア太平洋地域の航空会社が次の20年間により大きくさらに燃料効率の良い航空機の要求で、世界をリードするという予測を公表した。

この地域の航空会社は2013年から2032年の間に、1兆8000億ドルに相当する、約1万940機の新しい旅客及び輸送航空機の需要を見込む。これは次の20年間に世界中に納入される新しい航空機の37%を代表するもので、欧州や北米、中東を凌ぐものである。

旅客市場においては、アジア太平洋の航空会社の航空編隊は、平均年間交通量の成長の平均を越える5.8%の成長率と、現在サービスを行っているほぼ3770機の航空機の入れ替えにより、次の20年間に今日の4960機から1万2130機の2倍以上になると予想されている。

そして貨物輸送機の部門では、この地域は世界的市場を支配し続けると予想されている。エアバスの予想ではアジア太平洋の航空会社によって運航されている貨物輸送機は、現在の300あまりから約970機の3倍となり、2032年までには世界で3番目の貨物輸送機編隊になるとされている。

アジア太平洋地域はエアバスにとってコアとなる市場であり、現在までに同社の全ての注文の31%を占めている。今日、この地域を通して約100の運用者が、2400機以上のエアバス機が商用サービス中で、1700の受注を得ている。

《河村兵衛》

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