2月5~11日にインド・グレーターノイダで開催された「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)。
ホンダのインドにおける二輪車生産・販売現地法人、ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディア(HMSI)は 、新型スクーター『アクティバ 125』を初公開した。
HMSIでは2000年から排気量100ccの『アクティバ』を生産・販売。こちらは2009年にモデルチェンジして新型に移行し、排気量が110ccにアップされている。今回発表されたのは、その上位機種として新たに投入される125ccモデルだ。
一見すると既存のアクティバとほとんど変わらないスタイルを持つアクティバ 125だが、フロントフォークがボトムリンク式からテレスコピック式に変更され、フロントブレーキもドラムからディスクとなった。
また前部ウィンカーがヘッドランプ両側からフロントカウルに移され、その間にクロームのバーがあしらわれるなど、上級モデルにふさわしい高級感が与えられている。
HMSIはグジャラート州に第4工場を建設し、2015年度下期の生産開始を予定。ここではおもにスクーターが生産されることになっている。ホンダは拡大するスクーター需要に向けてラインナップを充実させ、モーターサイクル市場でトップシェアを誇るヒーローを追撃する構えだ。