ホンダ、インド新四輪完成車工場で生産開始…年産12万台

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ アメイズ(デリーモーターショー14)
ホンダ アメイズ(デリーモーターショー14) 全 1 枚 拡大写真

ホンダは2月24日、インドにおける四輪車生産販売会社であるホンダカーズインディア・リミテッド(HCIL)が、ラジャスタン州アルワル地区タプカラ工場の四輪完成車組立ラインでの生産を開始したと発表した。

新工場は、ラジャスタン州で初となる四輪車生産工場。450エーカーの敷地内に、鍛造、プレス成型、パワートレイン部品、溶接、塗装、樹脂成型、エンジン組立、フレーム組立の各工場およびエンジンテスト設備といった機能を一体化した生産工場となっている。

高品質とエルゴノミクス(人間工学)の観点からの最適化、生産効率および作業の安全性の向上を達成すべく、オートメーションの最適化、最新設備の導入、レイアウトの最適化を行っているほか、環境保護およびエネルギーの有効活用にも注力している。

新工場の年間生産能力は12万台で、既存工場と合わせたHCILの完成車年間生産能力は24万台。新工場ではコンパクトセダン『アメイズ(Amaze)』の生産を開始した。HCILは2013年4月から2014年1月までの9か月間で、前年同期比78%増の10万1370台を販売しており、2013年度の年間販売台数はHCILとして初めて10万台を超えた。

新工場への投資額は約352億6000万ルピー(約578億円)、稼働時の従業員数は約3200名。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る