マレーシアの道路、世界で17番目に危険…米ミシガン大調査

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米ミシガン大学交通研究所が実施した調査で、マレーシアの道路が世界で17番目に危険であることが明らかになった。

マレーシアの道路では人口10万人あたり30人が交通事故で死亡している。米国では同14人、フランスは7人、シンガポールとドイツが6人、英国は5人にとどまった。一方で、タイは44人で世界で2番目に危険な道路であるとの結果が出た。

世界で最も危険なのはナミビアの道路で、45人。一方で最も安全なのはモルディブの道路で、2人という結果だった。他にも、フィジーやマーシャル諸島、トンガでも4人と、交通事故が起こる可能性が低いとの結果が出た。世界平均は18人だった。
アラブ首長国連邦では、交通事故の15.9%が死亡事故となり、全体に占める割合が最も多かった。

調査では世界保健機関(WHO)のデータを基に交通事故以外の死因による死亡と交通事故による死亡の件数の比較も行われ、世界平均では交通事故で死亡する可能性よりも心臓疾患が原因で死亡する可能性が6倍となった。マレーシア人は交通事故と比べて、ガンで死亡する可能性が2.5倍、心臓疾患で死亡する可能性が2.8倍高いという結果となった。

千田真理子

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