JAXA、ISS「きぼう」日本実験棟での「汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構」利用テーマを募集

宇宙 科学
「きぼう」利用 汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構(ExHAM)利用テーマ募集(出典:JAXA)
「きぼう」利用 汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構(ExHAM)利用テーマ募集(出典:JAXA) 全 2 枚 拡大写真
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟を利用して実施する「汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構(ExHAM)」利用テーマを募集する。

ExHAMは、「きぼう」の船外実験プラットフォームを使って、より簡易に材料曝露実験や微粒子捕集実験を行うための装置。

使用するExHAMは軌道上(高度約400kmのISS軌道)にあるものを利用する。搭載サンプルは、船内貨物として打上げ、「きぼう」のエアロックで船内に取り込んだExHAMに取り付け、エアロックを通じて船外に出し、ロボットアームで設置場所まで運んで設置する。

一定期間曝露後、同じくロボットアームとエアロックを使って船内に回収し、搭載サンプルのみを地上に船内貨物として輸送する。

ExHAMは、日本の宇宙産業の国際競争力強化や、信頼性向上、科学的なデータ取得などに貢献することを目的としている。また、直接宇宙空間に曝露した搭載サンプルを地上に持ち帰り、評価・解析できる。

テーマは3月31日17時まで募集する。

《レスポンス編集部》

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