【ジュネーブモーターショー14】フォード フォーカスに2015年モデル…環境エンジンで攻勢

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フォード フォーカスの2015年モデル(ジュネーブモーターショー14)
フォード フォーカスの2015年モデル(ジュネーブモーターショー14) 全 13 枚 拡大写真

3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14。米国の自動車大手、フォードモーターのブースの主役は、2015年モデルのフォード『フォーカス』の初公開だ。

フォーカスは、同社の欧州主力車。激戦の欧州Cセグメントでは2013年、フォーカスは22万400台を販売。フォルクスワーゲン『ゴルフ』に続いて、第二位につけた。それだけに、ジュネーブモーターショー14での2015年モデルの発表には、力が入る。

2015年モデルは、2010年に登場した現行フォーカスにとって、デビューからおよそ4年を経て施される初の大幅改良。フォードの最新デザイン言語を導入し、一新されたフロントマスクが特徴だ。内装も、センターコンソールなどのデザインを変更した。

もちろん、内外装のアップデートだけが2015年モデルのハイライトではない。ガソリン、ディーゼルと2種類の環境エンジンを新設定し、燃費の良さがアピールされる。

ガソリンは、従来から欧州仕様に用意してきた直噴1.0リットル直列3気筒ガソリンターボ「エコブースト」を改良。2015年モデルでは、CO2排出量を99g/kmに引き下げた仕様を設定する。フォードモーターによると、ガソリンハイブリッド以外のファミリーカーで、唯一、CO2排出量が100g/kmを下回るという。

欧州で人気のディーゼルは、新開発の1.5リットル直列4気筒ターボ「TDCi」を新たにラインナップ。フォードモーターは、「現行1.5ディーゼル比で燃費を最大19%向上させた」と説明している。

《森脇稔》

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