ZF、インド西部プネに新工場建設を発表…インドでの拠点を集約

自動車 ビジネス 海外マーケット
ZF社シュテファン・ゾンマーCEO
ZF社シュテファン・ゾンマーCEO 全 2 枚 拡大写真

独自動車部品大手ZFは21日、インド西部マハラシュトラ州プネ近郊のチャカン工業団地で新工場の建設を開始したと発表した。2015年度(3月期末)中に完工する予定。

新工場の完成後には、同社のインドでの乗用車パワートレイン部門と商用車テクノロジー部門、サービス部門が1ヶ所に集約される。同社のインド法人ZFインディアのエンジニアリング、管理部門の本社も集約される。

新工場の敷地面積は8万5000平方メートル。総投資額は約2000万ユーロ(約28億2000万円)で、完工時の従業員数は350人を予定している。

同社ステファン・ゾンマーCEOは、「我が社は過去30年間にわたってインドで事業を続けてきた。インドの自動車産業にはさらなる可能性があると見て新工場への投資を決めた」とコメントした。

ZFインディアのマネージング・ディレクタであるピュシュ・モント氏は、「プネの新工場は当社の能力を拡張することになる。それはインド市場へのZFグループの明確なコミットメントを示している。新工場はインドでのビジネスの良い出発点になる」と述べている。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る