ディーゼル車のシンガポール入国、排ガス基準強化で支障

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シンガポールが1月にディーゼル自動車の排出ガス基準を厳しくし、6月30日付でマレーシアから入ってくるディーゼル車にも適用するが、マレーシアのディーゼル車はシンガポールの新基準を満たしていないため、入国で支障をきたす可能性がある。

1日3,000台余りのディーゼル車がマレーシアからシンガポールに入国しており、ほとんどが野菜、魚など生鮮食品や工業部品を積んだトラックだ。 マレーシアで利用されているディーゼル車は、古い排出ガス基準の「ユーロ2M」適合車両で、シンガポールが導入した「ユーロ4」のすす(黒煙)排出基準を満たさない。

このためマレーシア華人商工会議所(中華工商聯合会、ACCCIM)は、マレーシアで「ユーロ4」適合車両が入手できる2016年まで、新規制の一時的適用免除をシンガポール政府に要請した。

小栗 茂

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