ディーゼル車のシンガポール入国、排ガス基準強化で支障

自動車 社会 行政

シンガポールが1月にディーゼル自動車の排出ガス基準を厳しくし、6月30日付でマレーシアから入ってくるディーゼル車にも適用するが、マレーシアのディーゼル車はシンガポールの新基準を満たしていないため、入国で支障をきたす可能性がある。

1日3,000台余りのディーゼル車がマレーシアからシンガポールに入国しており、ほとんどが野菜、魚など生鮮食品や工業部品を積んだトラックだ。 マレーシアで利用されているディーゼル車は、古い排出ガス基準の「ユーロ2M」適合車両で、シンガポールが導入した「ユーロ4」のすす(黒煙)排出基準を満たさない。

このためマレーシア華人商工会議所(中華工商聯合会、ACCCIM)は、マレーシアで「ユーロ4」適合車両が入手できる2016年まで、新規制の一時的適用免除をシンガポール政府に要請した。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る