パナマに初の地下鉄開業

鉄道 企業動向
中米パナマの首都パナマ市に初の地下鉄が開業。写真は同地下鉄で運行されるフランス・アルストム製の車両
中米パナマの首都パナマ市に初の地下鉄が開業。写真は同地下鉄で運行されるフランス・アルストム製の車両 全 2 枚 拡大写真

中米パナマの首都パナマ市に4月5日、同国初の地下鉄(メトロ)が開業した。市を南北に貫く13.7kmの路線で、開業翌日の6日始発から一般客に開放された。

同メトロの公式サイトによると、今回開業した「1号線」の第1期区間には全12駅が設けられており、うち7駅が地下、5駅が高架。今後、北へ1駅分の延伸と、中間駅1駅を新設する予定となっている。

鉄道業界誌インターナショナル・レールウェイ・ジャーナルによると、同メトロは2010年11月に建設が始まり、建設費用は約10億8800万米ドル(約1120億円)。車両はフランス・アルストム製の電車「メトロポリス」3両編成19本を導入、列車制御システムも同社製のCBTC(無線による列車制御システム)「Urbalis」を採用し、最短1分30秒間隔での運転が可能という。

現時点では1時間あたり約1万5000人の利用を見込んでいる。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る