3月のロシア新車販売、0.4%減…3位の日産は26%増

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新型日産 アルメーラ
新型日産 アルメーラ 全 7 枚 拡大写真

欧州ビジネス評議会(AEB)は4月8日、3月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、24万3335台。前年同月比は0.4%減と、3か月連続で前年実績を下回った。

ブランド別トップは引き続き、ロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。3月は3万7060台を売り上げたものの、前年同月比は8%減と、13か月連続で前年実績を割り込む。販売の主力は『Granta』で、前年同月比10%減の1万2958台。

2位は、韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズで、2月の5位から上昇。3月は1万7787台を売り上げ、前年同月比は7%増と、2か月ぶりに増加した。コンパクトカーの新型『リオ』が、前年同月比18%増の9728台と、2か月ぶりに回復。

3位には、日産が2月の2位から後退。3月は1万7535台を販売し、前年同月比は26%増と、5か月連続の前年実績超え。新型『アルメーラ』が3678台と牽引役を果たす。

4位は、ルノーが2月の3位から後退。3月は、前年同月比8%減の1万6637台と、2か月ぶりのマイナス。新型を投入した『ダスター』が、前年同月比6%増の7416台と引き続き好調。

5位はヒュンダイモーターで、2月の4位から後退。その販売台数は1万6362台で、前年同月比は3%増と、2か月連続で前年実績を上回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比2%増の9837台と、2か月連続で増加した。

6位のトヨタは、2月の7位から上昇。3月は1万4846台を販売。前年同月比は5%増で、7か月連続の前年実績超え。『RAV4』が24%減の3293台と、マイナスに転じた。新型を投入した『カローラ』は、44%増の3503台と、3か月連続のプラスとなった。

7位のフォルクスワーゲンは、2月の8位から上昇。3月は1万4342台を売り上げ、前年同月比は12%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。主力の『ポロ』が6461台を売り上げ、前年同月比は18%増と、2か月連続で前年実績を上回る。

8位は、2月の6位から後退したGMのシボレー。その販売台数は1万3439台で、前年同月比は3%減と3か月連続の前年割れ。SUVの『ニーバ』は2%減の4304台と、3か月連続で減少。小型セダンの『クルーズ』も、25%減の3078台と、3か月連続のマイナスとなった。

《森脇稔》

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