ヤマハ発動機、ASEAN戦略モデル「YZF-R15」をインドネシアで生産・販売

モーターサイクル 企業動向
ヤマハ発動機、150ccのスポーツモデル「YZF-R15」
ヤマハ発動機、150ccのスポーツモデル「YZF-R15」 全 3 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、東南アジア(ASEAN)全域へ展開する150ccのスポーツモデル「YZF-R15」をインドネシアで製造・販売すると発表した。

「YZF-R15」は現在、インドで生産・販売しているが、インドネシアでも生産開始し、5月から同市場で発売する。「YZF-R15」は、YZF-Rシリーズ直系のボディデザイン、スポーティな走行性、市街地での扱いやすさなどが特徴の150ccクラスの本格的なスーパースポーツモデル。

インドに加えグループ会社のヤマハ・インドネシア・モーター・マニュファクチャリング(YIMM)でも製造する。

インドネシアの二輪車市場は、スクーターに加え、趣味性の高いスポーツモデルでも需要が伸長している。特に、若い男性の間でスポーツモデルへの憧れが強く、2007年から販売の「V-IXION」は、同国スポーツカテゴリーでトップシェアの人気モデルとなっている。

また、YIMMは2009年から、モトGPに参戦するヤマハのファクトリーチームオフィシャルスポンサーとなり、レースを活用したマーケティング活動をインドネシアで展開、昨年11月にはスーパースポーツのフラッグシップモデルYZF-R1、YZF-R6を導入するなど、「レース」や「スポーツイメージ」を重点に置いたブランド戦略を行っている。

今後は、ASEAN全域にも同様の市場が形成されると想定しており、インドネシアを皮切りに、順次YZF-Rシリーズのラインナップ強化による販売拡大、ブランド力の強化を進めていく方針。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る