【SUPER GT】ヴィッツレース開幕戦決勝…勝利の秘訣は「メカニックと考えたセッティング」

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ヴィッツレース 関東シリーズ第1戦
ヴィッツレース 関東シリーズ第1戦 全 12 枚 拡大写真

トヨタ『ヴィッツ』のワンメイクレース「GR ネッツカップ ヴィッツレース 2014」の関東シリーズ第1戦が、SUPER GT第2戦の舞台、富士スピードウェイで開催された。

決勝レースは、3台がからむクラッシュが発生するなど波乱もあったが、ポールからスタートした峯幸弘選手が、順調に周回を重ね開幕戦を制した。

今大会は、4戦開催される関東シリーズの初戦であるとともに、北海道、東北、関東、関西、西日本で行われる全シリーズの幕開けもかねる。

周回数8周で競われる決勝レースには45台が出場。スタート直後、第1コーナーを制したのは峯選手、続いて2番手スタートのサネカタイッセイ選手が続く。

そのままトップ集団のポジションは周回数を重ねても変わらず、第1コーナーで2番手サネカタ選手が前に出ようと仕掛けるもののなかなか出られない。

上位のポジション争いが大きく動いたのは7周目。タイトル獲得を目指して3番手、4番手の選手も動くなか、第1コーナーを過ぎコカコーラコーナー手前で、2番手サネカタ選手を含む3台がからむクラッシュが発生。トップを走る峯選手は、そのままファイナルラップまで逃げ切り、開幕戦を制した。

優勝した峯選手は「予選でポールが取れたので、後はこのまま守りきるだけかなと思っていました。SUPER GTの前座ということでコースにラバーが乗ってくるので、メカニックと相談しながら考えたセッティングが、予選、決勝で当たって、いい結果になったと思います」と話した。

今シーズンへの意気込みについては「ヴィッツレースは2008年から始めて6年目になりますが、今回やっと富士戦で2勝目をあげることができました。昨シーズンは、富士ではずっと2位、関東シリーズも2位でしたが、開幕戦でスタートダッシュを切れたのでシリーズチャンピオンを目指してやっていきたいです。来週、関西シリーズでも鈴鹿のレースがありますので、このままの勢いで優勝を狙いたい」と語った。

<関東シリーズ第1戦結果>

●1位:峯幸弘(108:犬印NヤサカファクターVitz:チームIMSC):18分23.641
●2位:渡辺圭介(34:EVOLEXイマージュVitz:渡辺圭介):18分25.104
●3位:イシカワヨシオ(8:東京IRC石松μMLVitz:TEAM石松):18分30.044
●4位:中村修彦(714:DjacMLO23 Vitz:DMSC):18分30.413
●5位:黒田保男(200:ネッツ名古屋FTD部Vitz:ネッツ名古屋FTD部):18分30.731
●6位:蓬田昭男選手(13:DjacWmヴィッツML:DMSC):18分31.529
●7位:咲川めり選手(810:ネッツ長野ペトロナスVitz:ユー・グループレーシング):18秒32.125
●8位:山口浩昭選手(37:RSかなやエンドレスVitz:RS金谷):18秒35.431
●9位:みなぴよ選手(18:ADVICS桜織ヤサカVitz:ネッツヤサカレーシング):18秒35.523
●10位:小森康廣選手(2:かねこリウマチ科EDヴィッツ:FNK PROJECT with TMSC):18秒38.968

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