グッバイ、おサイフ!……田中社長が語る電子マネーサービス「au WALLET」の魅力

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 KDDI、沖縄セルラーは8日、5月21日からスタートする電子マネーサービス「au WALLET」を発表し、記者会見の壇上で田中社長が詳細を説明した。

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 au WALLETはチャージ式で繰り返し使える、磁気カードシステムを採用するプリペイド型の電子マネーカードサービス。国内だけでなく、世界210以上の国と地域にある約3,810万店のMasterCard加盟店での買い物に利用できる。

 買い物するたび、200円ごとに1ポイントの「WALLETポイント」が貯まり、セブン-イレブンやマツモトキヨシなど11社/約2万店舗の「ポイントアップ店」では通常よりも多くのポイントを貯められる。貯めたポイントはau WALLETカードにチャージして、次回の買い物に利用できたり、8月以降からは毎月のau端末の通信料金や機種変更、オプション代金の割引などにも活用できる。

 カードの発行条件はau携帯電話、auひかり、auひかりちゅらの契約ユーザーであること。インターネットの「au WALLETサイト」、またはauショップなどの店頭、auお客様センターの電話サービスなどからの申込み手続きは必要だが、発行審査は不要。au IDを所有する中学生以上から申し込むことができる。au WALLETサイトでの先行申込みは5月8日から開始された。

 チャージの上限額は10万円までで、1回で25,000円までチャージできる。auショップのカウンターで現金からチャージができるほか、auかんたん決済、じぶん銀行、クレジットカードからもチャージ可能。auかんたん決済を経由したオートチャージにも対応する。

 スマートフォンアプリ「auWALLET」も5月21日から提供を開始する。アプリでは電子マネーの残高や、貯まったポイントの確認、およびチャージができるほか、ポイントアップ店やおすすめ情報も確認できる。auの2014年夏モデルには同アプリがプリインストールされるほか、auマーケットからもダウンロードができる。

 新サービスの説明会に登壇した田中氏はau WALLETを起ち上げた背景について、「世界では電子マネーの決済が2兆円超の規模に成長しており、日本でも活性化している。1件あたりの決算金額は低いものの、決算件数ではクレジットカードの3割まで来ている。これからもっと伸びるだろうという思いから、今回のWALLETサービスの開始に踏み切った」という経緯を振り返った。また消費者の動向を見ても、現金決済から「ポイントが貯まる」決済手段への移行がみられるとともに、消費増税により買い物の度に増えてしまいがちな小銭を敬遠する意識が育ってきたことも指摘。田中氏は「誰もがどこでも使えて、ポイントも貯まるという3つのメリットを電子マネーが叶えてくれる。“グッバイ、おサイフ!”を合い言葉にau WALLETの良さをアピールしたい」と考えを述べた。

 田中氏は既存のクレジットカードについて、様々な店で使えて、高額の買い物も対応できることを良さと指摘。電子マネーについても、誰でも使えて少額の買い物に好適とした。一方でそれぞれの課題については、クレジットカードは所有者が限られること、電子マネーは利用場所が限られることを挙げる。対するau WALLETでは、クレジットカードのようにMasterCard加盟の様々な店舗で使えることや、ポイントが貯まり、電子マネーのように気軽に所有できる決済手段であることを強みと田中氏は説明した。

 同社はau WALLETのサビースインを記念して、5月8日の先行申込みからau WALLETの申込者全員に1,000円分のチャージをプレゼントするキャンペーンや、抽選で合計1万人に4万円が当たる「au WALLETデビューキャンペーン」などを実施する。またauショップの店頭では専用端末「au WALLET ウェルカムガチャ」を、今年の6月2日から12月31日まで設置する。au WALLETカードかざすと、抽選で5~最大3,000ポイントがその場でプレゼントされる。なおカードにはNFC機能が内蔵されており、このウェルカムガチャの読み取り認証にNFC機能が活用される。「今後NFCによる機能追加も検討したい。楽しみにして欲しい」(田中氏)

 本日の発表会にはau WALLETのパートナー企業から代表者も出席した。

 MasterCard Global Prepaid Solutions社からはExecutive Vice PresidentのRon Hynes氏が出席。「時代は現金決済から電子マネーに移行しつつあるが、より安全で多くの人々に利用いただける世界が構築されている。あらゆる場所で、個人にもビジネスにもチャンスが広がると信じている」としたHynes氏は、「MasterCardは世界中で数々のソリューションを展開しているが、プリペイドは最も力を入れている分野の一つ。アジア太平洋地域は重要な市場で、特に日本の成長には今後期待をしている。KDDIとのタッグにより、電子マネーをさらに拡大したい」と述べた。

 ポイントアップ店を代表して、セブン-イレブン・ジャパンの商品本部サービス部 総括マネージャー 矢島弘樹氏も壇上にあがった。矢島氏は「今回のKDDIとのパートナーシップを、当社も大きなチャンスとみている。リアルとネットを融合したオムニチャネルを目指す。グループの各事業会社16,450店舗で価値ある商品を充実させながら、便利な決済サービス環境を同時に提供していく。世の中の変化に素速く対応していくため、auと提携しながらプラットフォームを充実させ、集客力を高めていきたい」と期待を込めた語った。

 au WALLETサービスのCMには、イメージキャラクターとして所ジョージ氏を起用。所氏は「相当お得なカードなので宣伝にもやり甲斐がある。au WALLETを活用すれば、自分の知らなかった店も、お買い得セールをやっていたことがきっかけになって出会えるチャンスも広がる。色んな買い物の楽しみが広がるはず」とエールを贈った。

《山本 敦@RBB TODAY》

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