日産、今期営業利益は7%増の5350億円を予想

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車のカルロス・ゴーン社長
日産自動車のカルロス・ゴーン社長 全 4 枚 拡大写真

日産自動車は5月12日、2015年3月期の連結業績予想を発表した。販売増やコスト低減などにより営業利益は前期比7%増の5350億円を見込んだ。

グローバル販売は中国などでの順調な拡大を織り込み、5期連続で最高となる9%増の565万台を計画している。売上高は3%増の10兆7900億円、純利益は4%増の4050億円を予想した。

為替は1ドル100円と、おおむね前期並みの前提にしたが、アジア通貨安などにより550億円の営業減益に作用する。こうした悪化要因を販売増や購買コストの低減拡大などでカバーする。

横浜市の本社で記者会見したカルロス・ゴーン社長は「当社は(16年度までの)中期経営計画の達成に向けて非常に良い位置につけている」と足元の業績を評価。ここ2年は期中に業績の下方修正をしたものの「今期の予想はしっかりしたものになる」と、達成に自信を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る