イグス北川社長、自動車産業向け売上を5年後12倍超に…目標2億円

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イグス製 樹脂軸受
イグス製 樹脂軸受 全 8 枚 拡大写真

樹脂軸受などを手がけるドイツの部品メーカー、イグスの日本法人の北川邦彦社長は5月28日に都内で開いた会見で、現在年間1600万円にとどまっている日本の自動車産業向け樹脂軸受の売り上げを5年後に2億円にまで引き上げる方針を明らかにした。

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北川社長は「1gでも車を軽くしたいとメーカーは考えており、ワールドワイドで金属から、軽くて強い安い素材に変えていく動きが起こっている。最大のメーカー含めてすでに日本の自動車メーカーにもお使い頂いている」としながらも、「ただ日本のGDPがドイツの1.5倍あるのに対し、日本の自動車関連産業で使われているイグス製部品の売上高はドイツの20分の1以下。通常でいえばドイツの1.5倍の売上なければいけない。我々は今の30倍は十分売っていけるだけのマーケットがあるとみている」との見方を示した。

その上で「日本での戦略としては営業力を強化している。我々は3次サプライヤーのポジションなので、2次のお客様に対してどう売り込んでいけるか、現在、お客様のマッピングが終わった段階。これに対して営業を増強して実際にビジネスの提案をさせて頂く。またサンプル部品を大量に用意して、お客様に試験して頂くことも同時にやっていく」と述べた。

イグスの樹脂軸受について北川社長は「無潤滑油で使用することができ、錆ることもないし、メインテナンスも不要。また金属の7分の1の重量で、射出成形プラスチックのため大量に造ることでコストメリットが得られる」と強調した。

5年後に2億円という目標に関しては「すでにサンプル試験始まっている。いずれも、海外で使われていて実績のあるもので、我々として自信はある。ただ、お客様はご自分のところで実験してみないと納得いただけない。時間がかかるが待つしかない」と話した。

《小松哲也》

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