セアト レオン 新型に天然ガス車、第一号車を出荷

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セアトのスペイン・マルトレル工場から出荷されるレオンTGI
セアトのスペイン・マルトレル工場から出荷されるレオンTGI 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは5月27日、スペイン・マルトレル工場から、『レオンTGI』の第一号車を出荷した。

『レオン』は1999年、セアトの小型5ドアハッチバックモデルとしてデビュー。2012年9月のパリモーターショー12で発表された新型は、3世代目にあたる。

レオンTGIは、新型レオンをベースに開発されたCNG(圧縮天然ガス)車。パワートレインは、同じくフォルクスワーゲングループのアウディ『A3スポーツバック g-トロン』と基本的に共通だ。

エンジンは、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」。CNGに対応した専用チューニングが施される。トランク床下には、2個のCNGタンクを装備した。CNGタンクが空になれば、自動的にガソリン燃料での走行に切り替え。最大航続可能距離は、CNGが420km、ガソリンが940kmで、合計で最大1360km走行できる。

5月27日、スペイン・マルトレル工場から、『レオンTGI』の第一号車を出荷。スペイン・バルセロナに本拠を置くガス会社で、CNGステーションも手がけるHAMグループに納車された。HAMグループは社有車として、複数のレオンTGIを活用していく。

《森脇稔》

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