宇宙旅行実現へ…エアバス、スペースプレーンの飛行試験に成功

宇宙 企業動向
スペースプレーン実験機の飛行試験
スペースプレーン実験機の飛行試験 全 1 枚 拡大写真

エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは、5月1日から5月4日にかけて、同社が開発中の宇宙往還機、「スペースプレーン」の実験機の飛行実験に成功した。

同社が開発中のスペースプレーンは、乗客を乗せ、高度100kmまで上昇したのち地上に帰還する宇宙旅行サービスを行うこと目指している。このスペースプレーンの外見は、普通のビジネスジェット機の後ろに、ロケットエンジンを装備したような姿をしている。

今回の実験機は実機の4分の1のサイズで、実験はシンガポール沖約100kmの南シナ海上で行われた。実験機はAS350型機に吊るされて高度3000メートルまで上昇、そこで切り離され、地上からの操縦によって飛行した。その後無事に地上に着陸・回収され、実験は成功した。

しかし、同社の発表には宇宙飛行を行う時期など、今後の具体的な計画は、現時点では明らかにされていない。

エアバス・ディフェンス・アンド・スペース社は、エアバス・ディフェンス社とCassidian社, Astrium社を統合したエアバス・グループのヨーロッパを代表する宇宙・防衛分野の会社。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る