【リコール】トヨタ カローラ など20車種64万8000台、エアバッグ不具合で出火のおそれ

自動車 テクノロジー 安全
トヨタ カローラランクス(参考画像)
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トヨタ自動車は6月11日、『カローラ』などの助手席エアバッグに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『カローラ』『カローラランクス』『アレックス』『カローラフィールダー』『アルファードG』『アルファードV』『イプサム』『オーパ』『ガイア』『ソアラ』『ノア』『ヴォクシー』『ブレビス』『プロボックス』『サクシード』『マークII』『ヴェロッサ』『マークIIブリット』『WiLLサイファ』『WiLL VS』の20車種で、2000年12月4日~2004年4月19日に製造された計64万8081台。

助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程が不適切または成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがある。

全車両、当該インフレータを良品に交換する。なお、改善措置用部品の準備に時間を要することから、部品が供給できるまでの暫定措置として、助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。

室内焼損事故が1件発生しており、市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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