日産 ゴーン社長、“女性にやさしいディーラー店舗”視察…「明るく安心できる空間」

自動車 ビジネス 企業動向
日産「レディー・ファーストプロジェクト」モデル店をゴーン社長が視察。『リーフ』購入者へゴーン社長から鍵が手渡された
日産「レディー・ファーストプロジェクト」モデル店をゴーン社長が視察。『リーフ』購入者へゴーン社長から鍵が手渡された 全 18 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、6月14日にリニューアルした販売店の「プリンス西東京 府中西原店」を視察訪問した。

同店舗は、女性客に向けた新規来店の促進やサービス向上を目的とする「レディー・ファーストプロジェクト」のモデル店。都内近郊のベッドタウンに位置し、近隣には大型育児用品店や衣料品店、スーパーマーケットなどが並ぶ。店長が女性ということもあり以前からファミリー層への配慮はしていたというが、ユーザーの声などを踏まえ、今回大幅な改装に踏み切った。

当日は、ゴーン社長が車のボディカラーをネイルで表現したディスプレイや、子供が遊べるキッズラウンジなど店舗の内外を視察。『リーフ』購入者への納車式も行われ、「お子さんも気に入ってくれたようですね」などと声をかけた。

ゴーン社長は、新車購入の8割以上に女性が関与しているとした上で、「夫婦やカップルで車選びにきて、女性が“ノー”と言えば、買ってもらうことは難しいだろう。我々としては、商品だけでなくサービスでもアピールしていかなければいけない。この取り組みは非常に上手くいっていると感じる」と話した。

以前は街中でよく見られる販売店舗のように、外にはのぼりが並んでいたというが、それらを整理し、入り口前にはテラス席も設けた。床はグレーのパネルから木目の板に貼り替え、雰囲気を刷新。ゴーン社長も「明るく開放感のある店舗に仕上がっている。シンプルに整理されていて、センスも良いので男性にもおすすめだ。寛げる空間であり、良い時間を過ごせる場所として認めてもらえるだろう」と語った。

また、「女性のカーライフアドバイザーや整備士などのスタッフが居ることで、多くのお客様に安心感を与えられる」と述べ、今後は来店者のフィードバックを得ながら、さらなる改善と認定店舗の拡大を図るとした。

《吉田 瑶子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る