5本に1本が不正コピー…まだまだコピー天国のニッポン

エンターテインメント 話題
マルウェアによるセキュリティの脅威で、重視しているもの
マルウェアによるセキュリティの脅威で、重視しているもの 全 4 枚 拡大写真

 BSAは24日、世界110以上の国と地域を対象とした国際調査「BSAグローバルソフトウェア調査2013」の報告書を公開した。約22,000人の個人および企業のPCユーザーと2,000人超のIT管理者を対象に、34の国と地域で調査を実施した。

 それによると、2013年の日本の「不正コピー率」(PCに正規ライセンスのないソフトウェアをインストールしている状態)は19%で、総額は13.49億米ドル(約1,419億円)となった。2011年(前回調査)からは2ポイント低下した。また、日本の国内企業のうち、「正規ソフトウェアの使用を明文化した社内規程」を整備していたのは37%にとどまった。

 全世界のPCソフトウェアの不正コピー率は、新興経済国におけるソフトウェアの不正コピーが過半数を占めていたことなどが要因となり、2011年の42%から43%へと上昇した。不正ソフトウェア総額は627億ドル(約6兆5,972億円)だった。

 「不正ソフトウェアを使用しない理由」としては、「マルウェアによるセキュリティの脅威」が全世界で高い比率を示した。具体的なセキュリティリスクとしては、「ハッカーによる不正アクセス」が最多の64%、次いで「データ損失」の59%となっている。

日本のPCソフト、5本に1本は「不正コピー」……被害総額は約1,419億円に

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る