ベスパは「相棒的な感覚のスクーター」…スクーター・イタリアーノ 原宿

モーターサイクル 企業動向
スクーター・イタリアーノ 原宿、オープン
スクーター・イタリアーノ 原宿、オープン 全 8 枚 拡大写真

ピアッジオグループジャパンは、6月28日にピアッジオとベスパ専売の“スクーター・イタリアーノ 原宿”をオープンした。

ピアッジオグループジャパンセールスエリアマネージャーの河野僚太さんによれば、同社の販売の中で、ベスパの割合は半分以上を占めているという。「その中で最も売れているのは『プリマベーラ』だ。目標としてはベスパ全体の半分くらいは売れてほしい」と話す。プリマベーラは、4月より日本でも販売が開始された最も新しいモデルだ。

「ベスパのユーザー層は、30代後半以上の男性が中心だが、他の日本製スクーターよりも女性率は高いかもしれない」と河野さん。

「価格もある程度高いうえに、実用的な面では日本製にかなわないが、それ以外の価値を見出している人が購入している。日常のアシというよりは、相棒的な感覚」だという。

その価値とは、「ベスパという、スクーターの元祖というブランドであることや、デザインにある」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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