スバル 米国販売、5.4%増の4万台超え…フォレスター が牽引  6月

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スバル フォレスター(米国仕様車)
スバル フォレスター(米国仕様車) 全 5 枚 拡大写真

スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは7月1日、6月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、6月としては過去最高の4万1367台。前年同月比は5.4%増と、31か月連続で前年実績を上回った。

牽引役を果たしたのは、2013年春に新型が投入された『フォレスター』。6月の新記録となる1万3317台を販売。前年同月比は30.1%増と、大きく伸びた。

2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も人気。6月の記録を更新する5434台を販売。前年同月比は16.8%増と、引き続き好調。

また、新型『WRX』シリーズも、優れた立ち上がり。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で発表された新型WRXが、新型『WRX STI』を含めて、6月としては過去最高の2065台を販売。前年同月比は、21.7%増と大きく伸びた。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は6月、5277台を販売。前年同月比は1.3%増と、5か月連続のプラス。

一方、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は、モデル末期の影響で1万1525台にとどまった。前年同月比は5.6%減と、2か月連続で減少。2014年2月のシカゴモーターショー14で新型を発表した『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、新型投入を控えて28.2%減の3131台と、引き続き落ち込む。

スバルの2014年上半期(1-6月)米国新車販売は、前年同期比16.3%増の23万8008台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「新型レガシィ/アウトバックを7月に発売する。今後もこの成長が続くと期待できる」と述べた。

《森脇稔》

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