富士通テン、欧州・ロシア2拠点同時の緊急通報システム実証実験にTCUを提供

自動車 テクノロジー 安全
2拠点の実験の様子を表示
2拠点の実験の様子を表示 全 3 枚 拡大写真

富士通テンは、フィンランドの「ITS European Congress 2014」で行われた緊急通報システムの実証実験に、緊急通報対応仕様のテレマティクスコントロールユニット(TCU)を提供した。

【画像全3枚】

欧州の「eCall」とロシアの「ERA-GLONASS」、それぞれの緊急通報システムの互換性を実証するため、欧州域とロシア国内で同時にデモンストレーションを行うのは世界で初めて。

自動車事故への即応等のため、新型車への緊急通報システムの搭載義務化について、欧州では欧州委員会(EC)が勧告し、ロシアでは2015年からの導入が発表されている。通信方式は欧州の携帯電話用無線方式であるGSMが用いられ、制度施行に向けて2011年から欧州諸国を対象に、実地検証プロジェクトが積極的に展開されている。

今回、ERA-GLONASS搭載車が、欧州域においても緊急通報システム(eCall)に対応し、同様に、eCall搭載車はロシア国内でも緊急通報システム(ERA-GLONASS)に対応することをデモンストレーションで実証した。これにより、eCallとERA-GLONASSの互換性を確認された。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. 名車復活! ホンダ『CB1000F』11月14日発売が決定、価格は139万7000円から
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る