韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは7月7日、6月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万7374台。前年同月比は1.4%増と、6か月連続で前年実績を上回った。
6月の市場別実績は、北米が前年同月比0.5%減の5万8015台と後退。中国は5万3726台を売り上げ、前年同月比は12.4%増と、好調が持続する。
一方、回復傾向にあった欧州は6月、前年同月比1.2%減の5万4319台とマイナスに。地元韓国も、5.8%減の3万5502台にとどまった。その他の世界市場では6月、合計で4万5812台を売り上げ、前年同月比は1.7%増。
車種別の6月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が4万3150台でトップ。小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が、3万7638台で続く。小型SUVの『スポーテージ』は3万5639台。ミッドサイズセダンの『オプティマ』は2万2546台。中型SUVの『ソレント』は、1万7531台を販売する。
キアモーターズの2014年上半期(1-6月)世界新車販売台数は、前年同期比4.3%増の144万2851台。同社は2013年、過去最高の274万6643台を販売。前年比は1.4%増だった。