【ヤマハ MT-07 発表】躍動感を表現したデザイン…若者の憧れを目指す

モーターサイクル 新型車
ヤマハ MT-07
ヤマハ MT-07 全 12 枚 拡大写真
ヤマハ発動機は、新型の大型ロードスポーツバイク『MT-07』を8月20日から販売する。ヤマハ大型バイクへの入門車に位置づけるとともに、特に若者に訴えかけるデザインを採用し、大型バイクを広く普及させたいという開発者の思いが込められている。

同社MC事業本部、企画推進部の森屋晋吾氏は「ストリートバイク、ビッグスクーターのブームが去ったあと、二輪市場は若者が入りづらいものとなってしまった。しかし近年、スポーツバイクを中心に軽二輪市場が活性化を見せており、少しずつだが若者が戻ってきている」と話す。

続けて森谷氏は「そこで弊社は、若年ユーザーが憧れるモーターサイクルが必要だと判断し、今回の日本市場導入を決定した」とコメントした。

ヤマハは、若者が憧れる“わくわく感”の演出に必要なのは「加速感、バイクとの一体感、デザイン」であるとする。デザイン本部の中村卓也氏は「2012年よりデザイン本部を設置し、世界に通ずるヤマハらしいデザインの追求をテーマに活動してきた。MT-07はデザイン本部が立ち上がる前より先行開発されており、1枚のコンセプトスケッチが完成するまで、幾毎ものスケッチが重ねられた」と述べる。

モーターサイクルデザインで、ヤマハと長年のパートナーを務める、GKダイナミクスの笹浪一正氏は「スタイリングの魅力と、走りの魅力を表現するため、バイクの上部、ヘッドライトからテールに至るまでのラインは、コンパクトかつスリムに仕上げ、ライダーに威圧感を与えないようにデザイン。そして、スーパースポーツバイクに負けない躍動感も表現した」(笹波氏)。

続けて笹波氏は「低い位置のヘッドライト、フラットトップのタンクのシルエット、そしてショートテールまでつながったイメージを持たせ、ひとつの流れを生み出す新しい手法に挑戦した」と語った。

《阿部哲也》

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