交通系電子マネーを使ってWii Uのチャージに挑戦、手軽さが魅力的

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Suicaでニンテンドーポイントのチャージに挑戦
Suicaでニンテンドーポイントのチャージに挑戦 全 12 枚 拡大写真

任天堂は22日に公開したWii Uの最新アップデート5.1.0Jにおいて、JR東日本が展開するSuicaなどの交通系電子マネーへの対応を実施しました。

SuicaやPASMOなど互換性を持つ交通系電子マネーを使い、Wii U GamePadにかざすだけで、ニンテンドーポイントをチャージすることができます。また、交通系電子マネーでのチャージを行ったユーザーを対象に、8月末まで遊べる限定ゲーム『ブタメダル』の配信も開始しました。

編集部ではさっそくSuicaを購入し、チャージを試してみました。ニンテンドーeショップを開き、ニンテンドーポイントの追加画面へ。決済手段として「交通系電子マネー」を選び、金額を選択すると待機状態に。GamePadの左下にNFCリーダーの位置を示す□マークがありますが、そこにタッチすると簡単にチャージが完了しました。

改札口などでは一瞬のタッチ(実際にはタッチすらも不要ですが)でOKですが、Wii Uの場合はインターネットを通じて認証を行っているためか、数秒のタッチが必要。他人の電子マネーを使ってチャージしてしまうというようなことも容易なため、それを防ぐ意味もあるのかもしれません。

ニンテンドーeショップではチャージを体験したユーザー向けに『ブタメダル』という限定ゲームが登場。パチンコ的なパズルゲームで、ゴールに向けてメダルを発射。しかし任天堂一流のレベルデザインで、次々に難問コースが登場。メダルをどんどん消費してしまうこと間違いなし。ゲームから交通系電子マネーで100円チャージすると30枚のメダルが貰える仕組みで、筆者も早速何百円か追加でチャージすることになりました。

こちらは100円=30枚という今風の課金システムではなく、100円チャージするとおまけで30枚のメダルが貰えるというもので、別途100円は財布に残っていて、ゲーム等の購入に使えます。

今まではプリペイドカードやクレジットカードでの決済が主だったわけですが、一度この交通系電子マネーでの決済を利用すると、その手軽さは非常に魅力的で、個人的には今後はこれが主な手段になりそうです。通勤等で交通系電子マネーを日常的に利用しているユーザーにとっては嬉しいアップデートと言えます。交通系以外の電子マネーも対応が望まれそうですね。

《土本学@INSIDE》

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