【ツール・ド・フランス14】第19ステージ速報、雨中の乱戦を制したナバルダスカスがツール初勝利

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ラムナス・ナバルダスカス(ガーミン・シャープ)第6ステージより
ラムナス・ナバルダスカス(ガーミン・シャープ)第6ステージより 全 2 枚 拡大写真

7月25日(金)第19ステージ:モブルゲ・ペイ・デュ・ヴァル・ダドゥール~ベルジュラック(208.5km)

【画像全2枚】

強い雨が降り続ける中、レースは終盤戦へ。残り32km、先頭5人からトムイェルト・スラフテル(ガーミン・シャープ)がアタックし、単独先頭に立つ。残る4人が吸収されると、メイン集団からは新たなアタックが散発的に始まる。

残り13kmの4級山岳で集団から飛び出したラムナス・ナバルダスカス(ガーミン・シャープ)が山頂でチームメイトのスラフテルと合流すると、下りで単独アタック。集団とのタイム差を少しずつ開いていく。

追いかけるメイン集団では残り3kmを切ったところで集団落車が発生し、ステージ優勝候補のペーター・サガン(キャノンデール)、総合5位のロマン・バルデ(アージェードゥーゼル)らが巻き込まれる。

集団がいくつか分かれる中、先頭ではナバルダスカスがペースを緩めずに独走でゴールラインに飛び込み、自身ツール初のステージ優勝を飾った。ガーミン・シャープにとっては、第15ステージでジャック・バウアーが逃げ切り勝利を逃した悔しさを晴らす勝利となった。

7秒差でステージ2位はジョン・デゲンコルプ(ジャイアント・シマノ)、3位にはアレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)が入った。

落車が残り3km以内だったため、集団には救済措置として同タイムが与えられ、総合上位陣の順位には変動はなかった。ジャージも変更はなく、マイヨジョーヌ(総合首位)はビンチェンツォ・ニーバリ、マイヨベール(ポイント賞)はサガン、マイヨブランアポアルージュ(山岳賞)はラファル・マイカ、マイヨブラン(新人賞)はティボー・ピノ。敢闘賞はスラフテルに贈られた。

通過順位
残り13km(193.5km)4級山岳:モンバジャック
1.トムイェルト・スラフテル 1ポイント

《光石達哉@CycleStyle》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る