国立天文台、ハワイ州で30メートル望遠鏡の建設を開始

宇宙 企業動向
TMT完成予想図
TMT完成予想図 全 3 枚 拡大写真

国立天文台は、次世代超大型望遠鏡TMT(30メートル望遠鏡)の建設がスタートすると発表した。

【画像全3枚】

TMTの建設に向けて、日本、米国、中国、カナダ、インドの5カ国の協力で準備が進められ、今年5月6日、米国で「TMT国際天文台」(TIO)が法人登記された。

TMT国際天文台は、実際に望遠鏡建設を進める組織で、TMT完成後は望遠鏡の運用も担当する。参加機関からの代表で構成される評議員会で方針や重要事項を決定する。

初回の評議員会は5月22日(米国・太平洋時間)に開催され、評議員会議長にはカリフォルニア大学サンタバーバラ校のヘンリー・ヤン学長が、副議長には国立天文台の家正則教授が選出された。初代のTMT国際天文台総括責任者には、カリフォルニア工科大学のエドワード・ストーン教授が就任した。

7月25日(米国・ハワイ時間)、新たに設立されたTMT国際天文台が、実際にTMTの建設を行うことについて、ハワイ州からの許可を取得。これを受け、TMTは本格建設に入る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  4. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
  5. 「80スープラ」の真髄は、サスペンション設計にあった【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る