ジャガー Fタイプクーペ …悪役気分を演出するエクゾーストノートへのこだわり

自動車 ニューモデル 新型車
ジャガー・Fタイプ S クーペ
ジャガー・Fタイプ S クーペ 全 14 枚 拡大写真

ジャガー・ランドローバー・ジャパンが発売したジャガー『Fタイプクーペ』。実際に試乗して感じられるのがエクゾーストノートへのこだわり。レーシーな音を聞かせる排気サウンドは、広告キャンペーンのキーワード「悪役」になったような気分に浸れる。

このサウンドを作っているのが「アクティブ・エクゾースト・システム」で、サイレンサー内部の排ガスルートを電子制御のバイパスバルブで変化させている。

ジャガー・ランドローバー・ジャパンで製品広報を担当する須藤博氏は「サイレンサーをバイパスさせることで直管に近い排気サウンドを楽しめます」と、加えて「ドライバーの意のままに動く運動性能で感じられる楽しさに加えて、エクゾーストノートの音によって運転している満足感を高めています」と、サウンドへのこだわりを話す。

高回転域までエンジンを回したときの気持ち良さに加えて、アクセルをすっと離すとレーシングカーなどでみられるアフターファイアーのような演出もされており、レーシーな気分に浸れる。もちろん、騒音試験はパスするようにプログラムがされていて、低速域ではジェントルに街中を流すこともできる。

ジャガーの考える「悪役」とはどのような定義がされているのであろうか?

同社でマケーティングを担当する若林敬市氏は「英語の”villain”を日本語では”悪役”と訳しましたが、あらゆる部分で”賢く立ち回る”、”戦略的に動く”、そういったスマートな方にジャガーに乗ってもらいたいというメッセージが込められています」。

「そういう意味で、今回は、女性に対するモテの部分に加えて仕事面でも”ワル”の要素をもったジローラモさんを、ジャガーのアンバサダーにふさわしいということで起用させていただきました」と話した。

”ビジネスエリート”が乗るクルマのイメージがあるドイツブランド、”モテ男””モテ女”のイメージのイタリアブランドに対するキーワードとして誕生したキーワードが「悪役」。ジャガーに乗るにはスマートな人間でなければならないのだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る