クラリオン、スマートアクセスを米国スバルにOEM供給…新型レガシィなどが採用

自動車 テクノロジー ネット
クラリオン・スマートアクセス
クラリオン・スマートアクセス 全 1 枚 拡大写真

クラリオンは、米国スバル(SOA)が2015年モデル『レガシィ』『アウトバック』へ搭載する次世代インフォテイメントシステム「スバルスターリンク」に、クラウド情報ネットワークサービス「スマートアクセス」が採用されたと発表した。

スマートアクセスが、自動車メーカーにOEM採用されるのは、今回が初となる。

クラリオン、スバルの共同開発によるスバルスターリンクは、車両に搭載するヘッドユニットを介し、高度なクラウド接続とiHeartRadioを含むスマートフォンアプリやサービスへスムーズなアクセスを提供するサービス。新型レガシィ、アウトバックユーザーは、スマートアクセスのプラットフォームを経由し簡単にクラウドへ接続することができる。

新システムは iPhoneやAndroidスマートフォンの両方をサポートできる設計で、車両に標準装備するBluetoothシステムを使いヘッドユニットのディスプレイに自分のデバイスを接続、安全かつ簡単に選択してアプリやサービスにアクセスすることを実現する。

iHeartRadioは、オールインワンデジタル音楽サービスを提供、無料アプリ内で試聴できる数千ものラジオ局からの音楽を楽しめるとともに、ニュースや天気情報も提供。加えて、自動的に車両のヘッドユニットのディスプレイに直接ユーザーのカレンダデータをリンクすることもできる。

スバルスターリンクは現在、Google PlayとApp Storeから無料でダウンロードでき、同技術は今後、北米市場で発売されるスバル車に順次提供される計画だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る