【北京オール・イン・チューニング14】東京オートサロンと肩を並べる存在にしたい…主催者コメント

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北京オール・イン・チューニング2014
北京オール・イン・チューニング2014 全 12 枚 拡大写真

中国・北京で開催された「オール・イン・チューニング2014(AIT)」。今回で3回目を数え、国内チューニングカーショーとしては初めて自動車メーカー(VW)がスポンサーとなった。中国国内で注目が高まるチューニング。今後市場とAITはどうなってゆくのか、主催者に訊いた。

「実は中国国内では、確固としたチューニングのトレンドはまだ確立されていない」。こう話すのはAITを主催した雅森国際展示有限公司(YASN)のシェ・ユウ氏。

「みんなクルマで遊びたいという希望は確かに持っている。しかしその気持ちをクルマでどう表現したいのか、それが分からないし、教える側もまだまだ少ない」

シェ氏は、AIT開催に先立ち、今年1月「東京オートサロン2014」の視察に訪れた。オートサロンについて「ひとつのベース車があるとすると、そのクルマに対し何通りものデモカーが展示されていて、参考にしやすく、感心した。今の中国市場にとって必要なのは、まさにその要素だ」と分析する。

今回は、自動車メーカーから初の協賛が得られ、日本企業の出展もあり注目度が高まったと言えるAIT。シェ氏はAITの展望を「ゆくゆくは日本のオートサロン、アメリカのSEMAモーターショー、ドイツのエッセンモーターショーと肩を並べるチューニングカーショーに育てたい」と話す。

来年の展望についてシェ氏は、「VW以外の自動車メーカーの参入を期待したい。今年は既に自動車メーカーの視察があったと聞いている。もし自動車メーカの参入が増えれば、その相乗効果で、更なるパーツメーカーの参入も期待できる。来年で一気に規模拡大とはならないかもしれないが、2、3年のうちに実現したい」と息巻く。

《阿部哲也》

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