韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは8月11日、7月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は23万9841台。前年同月比は3.4%増と、7か月連続で前年実績を上回った。
7月の市場別実績は、北米が前年同月比3.5%増の5万8614台と、2か月ぶりに増加。中国は4万8032台を売り上げ、前年同月比は17.7%増と、好調が持続する。
一方、回復傾向にあった欧州は7月、前年同月比3.5%減の4万8054台と、2か月連続のマイナス。地元韓国は、1.9%増の4万2305台と、プラスに転じた。その他の世界市場では7月、合計で4万2836台を売り上げ、前年同月比は1.2%減だった。
車種別の7月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が3万9830台で最量販車に。小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が、3万3137台で続く。小型SUVの『スポーテージ』は3万2837台。ミッドサイズセダンの『オプティマ』は2万1032台。中型SUVの『ソレント』は、1万8863台を販売する。
キアモーターズの2014年1-7月世界新車販売台数は、前年同期比4.1%増の168万2692台。同社は2013年、過去最高の274万6643台を販売。前年比は1.4%増だった。