【ダイハツ ミラココア 改良新型】堀井専務「燃費だけの追求はしない」

自動車 ニューモデル 新型車
ダイハツ ミラココア
ダイハツ ミラココア 全 4 枚 拡大写真

ダイハツ工業の営業本部長である堀井仁専務執行役員は、軽自動車の燃費性能について「必要以上の費用をかけて追求するのではなく、むしろ安全や装備の充実にもソースを向けたい」との考えを表明した。

【画像全4枚】

8月26日に東京で開いた『ミラココア』の発表会で記者団に語った。堀井専務は「省資源、省エネという軽自動車の本分をわきまえながらも、燃費だけでなく総合性能を求めるべき」と指摘、過熱気味の燃費性能競争には距離を置く姿勢を示した。

軽自動車の燃費では、スズキが25日に簡易型ハイブリッドシステムを採用した『ワゴンR』で32.4km/リットルと、ワゴンタイプでは最高を達成している。

軽自動車全体ではダイハツの『ミライース』が7月に35.2km/リットルと、業界最高性能を更新している。堀井専務は、「高みを目指す改良は続けるが、当面はこのレベルで(顧客には)十分満足いただけるのではないかと考えている」と評価、燃費偏重への疑問を呈した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  3. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る