日中韓でリアルタイムのコンテナ物流情報を提供するサービスの運用を開始

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日中韓で合意したNEAL-NET枠組みによるコンテナ物流情報の共有を開始
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第3回日中韓物流大臣会合で合意したされた「NEAL-NET」の枠組みの下、日中韓の共同プロジェクトとして進めてきた3国間でリアルタイムのコンテナ物流情報を共有するため、コンテナ物流情報提供サービスの運用が開始された。

サービスの開始により、日本、中国、韓国の主要な港でコンテナ船の到着・出発時刻、コンテナの船積み・船卸し時刻、コンテナのゲートイン・ゲートアウト時刻に関する情報をリアルタイムで取得することが可能となった。

2010年5月に行われた第3回日中韓物流大臣会合で、3国の物流情報を共有するため、北東アジア物流情報サービスネットワーク(NEAL-NET)を構築することで合意した。

合意に基づき、日中韓共同でプロジェクトを推進してきたが、今回、国土交通省港湾局が開発・運用しているコンテナ物流情報サービスシステム「Colins」と、中国の「LOG-INK」、韓国の「SP-IDC」を接続、3国間でのコンテナ物流情報提供サービスを開始した。

サービスの開始により、荷主やフォワーダーは、インターネットを通じて海上コンテナに関する日本、中国、韓国の情報がタイムリーに把握できるため、貨物の所在位置確認などに関する業務削減や、過剰在庫の削減が図れる。

《レスポンス編集部》

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