日産の米国販売、11.5%増の13万台超え…過去最高 8月

自動車 ビジネス 海外マーケット
日産アルティマの2015年モデル
日産アルティマの2015年モデル 全 7 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は9月3日、8月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、8月としては過去最高の13万4388台。前年同月比は11.5%増と、11か月連続で前年実績を上回った。

日産ブランドは、8月の新記録となる12万5224台で、前年同月比は15.3%増。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が、3万2153台。前年同月比は3.8%増と、3か月ぶりのプラスとなった。『セントラ』は1万7182台を売り上げ、前年同月比は36.3%増と、大幅増を維持。『ヴァーサ』は、1万4630台を販売。前年同月比は46.4%増と大きく伸びる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、2万1419台を販売。前年同月比は24%増と、3か月ぶりに増加。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、2.8%増の6770台と堅調だった。

インフィニティブランドは、前年同月比22.9%減の9164台と、2か月ぶりに減少。好調なのは『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)。8月は前年同月比9.1%増の2655台を登録し、同ブランドの最量販車に。一方、SUVの『QX60』は、前年同月比14.1%減の2600台と、5か月連続のマイナス。

日産自動車の2014年1-8月米国新車販売は、前年同期比12.4%増の96万0317台。同社は2013年、米国で前年比9.4%増の124万8420台を売り上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る