JAXA、小惑星探査機「はやぶさ2」の機体を報道陣に公開

宇宙 企業動向
JAXA、「はやぶさ2」を報道陣に公開(出典:JAXA)
JAXA、「はやぶさ2」を報道陣に公開(出典:JAXA) 全 1 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、相模原キャンパス内で、小惑星探査機「はやぶさ2」の機体を報道関係者向けに公開した。

「はやぶさ2」は、小惑星の微粒子を採取して2010年に帰還した「はやぶさ」の後継機。「はやぶさ」で培った経験を活かしながら、太陽系の起源・進化と生命の原材料物質を解明するため、C型小惑星「1999 JU3」を目指しサンプルを持ち帰ることを目指す。

小惑星「1999 JU3」は、イトカワと似た地球軌道に接近する軌道にある小惑星で、大きさは差し渡し900メートル程度の球に近い形。「はやぶさ2」で地下の物質を採取することを目指す。地下物質を衝突装置により表面に露出させ採取することで、変質の度合いの小さな物質を採取することにチャレンジする。

「はやぶさ2」は2014年度中に打ち上げ、2018年に「1999 JU3」に到着し、2020年に地球へ帰還する計画。

《レスポンス編集部》

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