佐渡汽船、大型カーフェリー「ときわ丸」の効果が想定以下で業績見通しを下方修正

船舶 企業動向

佐渡汽船は、新規就航した「ときわ丸」の効果が想定を下回る見込みとなったことから、2014年12月期通期連結決算業績見通しの下方修正を発表した。

売上高は前回予想より4億5100万円マイナスの121億7100万円となる見通し。

4月に就航した新造した大型カーフェリー「ときわ丸」によって佐渡への観光客増加を見込んでいたが、消費増税による消費マインドの落ち込みや、ガソリン価格の高騰、天候不順や台風による欠航などもあってマイカー航送輸送量が減少している。

また、「ときわ丸」の就航で、高速船「ジェットフォイル」からシフトし、増送のための割引施策を行う中で、輸送量が減少、収入単価も減少している。

売上高が想定を下回っているため、損益も営業損益を3億9500万円の黒字から1200万円の赤字に下方修正した。経常利益も2億7400万円の黒字から9900万円の赤字、当期損益は2億1500万円の黒字から1億6100万円の赤字を予想する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  2. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
  4. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
  5. 「発売はいつ?」ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』、国内導入を待ち望む声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る