iPhone 6/6 Plus価格と施策出揃う…ドコモ、強力な下取りキャンペーン

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新規・MNP実質負担額
新規・MNP実質負担額 全 6 枚 拡大写真

 NTTドコモは14日、iPhone 6/6 Plusの販売価格を発表した。3キャリアの販売価格が出揃ったので、さっそく各社を比較してみよう。

 新規・MNPの実質負担額を並べてみると、3キャリアともiPhone 6 16GBモデルは0円、64GBは12,960円。128GBはドコモ24,624円、au・ソフトバンクは23,760円となっている。iPhone 6 Plusを見てみると、16GBは3社とも12,960円、64GBはドコモ24,624円、au・ソフトバンクが23,760円、128GBはドコモ36,288円、au・ソフトバンクは34,560円となっている。

 単純に価格だけを見ると3社ほぼ横並びという印象だが、MNPの場合、下取りなどのキャンペーンによってかなりの差がついてくる。

 ドコモは、「今、他社でiPhoneをお使いの方へ!」として「iPhone下取りプログラム」を発表している。このプログラムはau・ソフトバンクのiPhoneが対象というのが最大の特徴で、下取り額はドコモポイントとしてMNPでの購入時にそのまま利用できる。例えば、2年前に発売された「iPhone 5 16GB」の下取り額は良品で26,000円相当のポイントが貰える。また、下取り額が最大となるのは「iPhone 5s 64GB」で40,000円相当のポイントが貰える。これは消費税8%を考慮すると43,200円相当となる。プログラムの対象となるiPhoneはiPhone 5s/5c/4S/4/3GS/3Gと、国内でこれまで販売されたiPhone全てとなっており、au・ソフトバンクのiPhoneユーザーすべてが対象となる。

 auやソフトバンクの下取りプログラムは、機種変更のみの対応となる。下取り額はau「iPhone 5 16GB」で18,000円相当、ソフトバンク「iPhone 5 16GB」の場合、購入するモデルによって25,080円~25,320円相当となっている。「iPhone 5s 64GB」で比較すると、auが26,000円相当、ソフトバンクが25,080円~25,320円相当であり、ドコモの40,000円相当を比較すると抑え目といった印象だ。他機種の下取り額を見ても、ドコモが下取りにかなり力を入れていることがうかがえる。

 auやソフトバンクで発表されている下取りキャンペーンが機種変更のみを対象としていることを考えると、ドコモの下取りプログラムは、乗り換えで購入を検討しているユーザーにはうれしいサービスとなる。また、以前ドコモを利用していて、他社からドコモにMNPで戻ってくる場合、解約時のドコモポイント相当額+10,800円が割引される「おかえりボーナス」も発表されている。「ドコモを使っていたけど、iPhone 5や4Sなどで他社に乗り換えた」という人を狙ったキャンペーンだ。また、25歳以下の場合、「U25 iPhone割」によって10,368円分の月々サポート増額も得られる。

 ドコモ以外のMNPキャンペーンとしては、au「auにかえる割 Plus」、ソフトバンク「のりかえ割」がある。いずれも10,800円程度の割引となる。

 また、機種変更の場合の実質価格を見てみると、どのモデルもドコモがau・ソフトバンクの価格より2,000円前後安い設定となっている。iPhone 6 16GBモデルはドコモが11,664円、au・ソフトバンクが14,520円。iPhone 6 Plusの16GBは、ドコモ24,624円、au・ソフトバンクが27,480円となっている。

 いよいよ19日に迫ったiPhone 6/6 Plusの発売。キャンペーンや下取りなどをうまく利用しながら賢く購入したいところだ。

3キャリア出揃ったiPhone 6/6 Plusの販売価格、一番安いのは?……ドコモ最大43,200円の下取りも

《吉川 亮太@RBB TODAY》

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