ボルグワーナー、EGR用バルブ中国累計生産が150万基…排ガスのクリーン化に需要

自動車 ビジネス 企業動向
ボルグワーナーのEGR
ボルグワーナーのEGR 全 1 枚 拡大写真

米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは9月16日、中国工場における排出ガス再循環システム(EGR)用バルブの累計生産台数が150万基を突破した、と発表した。

ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。

2010年、ボルグワーナーは中国工場において、EGR用バルブの現地生産を開始。2013年には、EGR用クーラーとEGRモジュールの生産も開始した。

EGR用バルブの中国累計生産台数が150万基を超えたのは、生産開始からおよそ4年。ボルグワーナーは今後も、需要の拡大を見込む。2016年には、EGR用バルブの中国生産台数を、年間100万基に増やす計画。

ボルグワーナー・エミッションシステムズのブラッディ・エリクソン社長は、「EGRを含めたボルグワーナーの先進の排ガス関連商品は、ディーゼル乗用車と商用車の中核技術」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る