【F1 シンガポールGP】ハミルトン、接戦の予選を制し今季6回目のポール…可夢偉は20番手

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
F1 シンガポールGP 予選
F1 シンガポールGP 予選 全 8 枚 拡大写真

2014年のF1第14戦シンガポールGPの公式予選が20日、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われルイス・ハミルトン(メルセデス)が今季6度目のポールポジションを獲得した。

7回目の開催を迎えたシンガポールのナイトレース。今年も約1600基の照明が中心地の特設市街地コースが設けられ日没後の夜の街にF1マシンが疾走する幻想的な空間が1年ぶりに帰ってきた。

ここまで13戦が終了し12回のポールポジションを勝ち取っているメルセデス勢。今週末も予選での有力候補になるかと思われたが、直前のフリー走行3回目ではフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が最速タイムをマーク。予選Q1ではキミ・ライコネン(フェラーリ)がトップタイムを記録し、Q2でも1分46秒前半までタイムを伸ばす。最終的にニコ・ロスベルグが1分45秒825を叩き出しトップを奪ったが、好調メルセデス勢のライバルに名乗りでた。

ところが最終Q3でライコネンが突如トラブルに見舞われスローダウン。アロンソもタイムが伸びず5番手に終わってしまい、結局メルセデス2人のポールポジション争いに。ロズベルグが1分45秒688を記録するが、直後にハミルトンが0.007秒上回る1分45秒681を記録。今季6回目、通算37回目のポールポジションを獲得した。2位にはロズベルグ、3位にはダニエル・リチャルド(レッドブル)が続いた。

また別のドライバーへの交替も噂されていた小林可夢偉(ケータハム)は、今週末も参戦が決定。Q1でライバルチームのマルシャを相手に奮闘するが、わずかに届かず20番手で予選を終えた。

2014 F1シンガポールGP 予選結果
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2.ニコ・ロスベルグ(メルセデス)
3.ダニエル・リチャルド(レッドブル)
4.セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
5.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
6.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)
7.キミ・ライコネン(フェラーリ)
8.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
9.ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)
10.ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)


20.小林可夢偉(ケータハム)

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る