アキュラ の最上級サルーン RLX に新世代ハイブリッド…いよいよ米国発売

自動車 ニューモデル 新型車
アキュラ RLX スポーツハイブリッドSH-AWD
アキュラ RLX スポーツハイブリッドSH-AWD 全 8 枚 拡大写真

ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは9月26日、米国市場において、『RLXスポーツハイブリッドSH-AWD』を発売した。

アキュラは2012年秋、ロサンゼルスモーターショー12で新型車の『RLX』を発表。RLXはアキュラブランドの最上級サルーン。先代『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)の後継車。そのハイブリッド版として2013年11月、ロサンゼルスモーターショー13で発表されたのが、RLXスポーツハイブリッドSH-AWD。

同車には、ホンダ独自の高性能ハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッド SH-AWD」を採用。スポーツハイブリッド SH-AWDは、エンジンをアシストするモーターとは別に、インホイールモーターを加えた合計3個のモーターで構成するハイブリッドシステム。ホンダが現在、開発を進める次期『NSX』の技術が応用されている。

次期NSXでは、ミッドシップに置かれたエンジンが後輪を駆動し、フロント左右のインホイールモーターが前輪を駆動する。一方、RLXではこの配置が逆転。フロントに置かれたエンジンが前輪を駆動し、リア左右のインホイールモーターが後輪を駆動する。

RLXスポーツハイブリッドSH-AWDでは、3.5リットルV型6気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンに3個のモーターを組み合わせて、トータル出力377hpを引き出す。システムの詳細は、3.5リットルV型6気筒ガソリンi-VTECエンジンが、最大出力310hp。モーターの最大出力は、リア側の2個が各37hp、フロント側が48hp。新開発の7速デュアルクラッチは、フロント側のモーターと一体設計。フロントモーターは前輪を駆動するとともに、減速時には回生ブレーキとして作動する。二次電池は、リチウムイオンバッテリー。

また、米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地が約11.9km/リットル、高速が約13.6km/リットル、複合モードが約12.75km/リットル。米国ベース価格は、5万9950ドル(約655万円)と公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. カスタムパーツが付け替え可能な高級トミカ、「日産 スカイライン25GT TURBO」11月発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る