【パリモーターショー14】シトロエン DS から新コンセプト「ディヴィーヌ」…4ドアコンパクト提示

自動車 ニューモデル モーターショー
シトロエン ディヴィーヌ DS(パリモーターショー14)
シトロエン ディヴィーヌ DS(パリモーターショー14) 全 17 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、シトロエンは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、コンセプトカーの『ディヴィーヌDS』を初公開した。

ディヴィーヌDSは、シトロエンの高級ブランド、「DS」が、洗練と先進デザインの融合をテーマに、新たな小型4ドア車を提案したコンセプトカー。ボディサイズは、全長4210×全幅1980×全高1350mm。大胆で力強いボディラインや、ハッチバックデザインが特徴。改良新型『DS3』を思わせるヘッドランプには、レーザーヘッドライトが採用された。シトロエンは、「4ドアコンパクトのシルエットには、力強く、高級感がある。大胆で独特のグラフィックで構成されたスタイル」と説明する。

室内は、未来的なデザイン。DSブランドらしく、顧客の好みを反映させた豊富なカスタマイズアイテムを用意する。中でも、オーストリアのスワロフスキー社と協力。高級ガラスをあしらったカスタマイズも可能とした。また、10.4インチのHDタッチ・ドライブ・インターフェースに各種情報表示や操作系を集約。

また、DSのデザインチームは「イペールティパージュ」と呼ばれる考え方を初めて採用。これは、3つの世界観の異なるインテリアを、それぞれ組み合わせるセンセーショナルな手法。シトロエンによると、独自の個性を与えられた世界観を表現したものだという。

搭載エンジンは、直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「THP」。最大出力270ps/6000rpm、最大トルク33.7kgm/1900-5500rpmを発生する。CO2排出量は145g/km。排出ガス性能は、ユーロ6に適合させた。シトロエンは、「ディヴィーヌDSには、DSブランドのエッセンスと、その未来を凝縮したマニフェストを表現した」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る